交通事故の加害者に脅され、保険会社に無視され、弁護士にサジを投げられ、警察にダマされ、検察にののしられ、会社に労災を断られた… そんな踏んだり蹴ったりから大反撃を開始した男のノンフィクション。笑いあり涙あり怒りありの壮絶なバトル劇を余すことなく公開!
2008.11.26


僕のために
涙ながらに訴えてくれた万田っち。

そんな万田っちのおかげで、
アーム君とアカイ君からは無事に
陳述書の了承を得るコトができ、

初対面の僕とアーム君も

 僕 「またタヌキ運送で働きたいと
    思いますか?あたりさわりのない笑顔

アーム 「いややわ、あんな会社
     二度と戻りたくないわ〜しょうがないなぁとか言ってそうな顔

 僕 「じゃあ辞めてよかったですねぇちょっぴり楽しそうな笑顔

アーム 「そやな〜、
     今の会社も特別ええ会社やない
     けど、タヌキ運送に比べたら
     まだまだマシやし、働きやすいほう
     やと思えるわ〜so happy

     
と、すっかり打ち解けあう仲に。

そんな僕らの様子に、
さっきまで興奮状態から醒めずにいた万田っちも
徐々に笑顔を見せるようになり、
何のワダカマリもなく楽しげに会話を続けるコトに
なった僕ら4人。

そんな中、

アーム 「ソンゴン君!
     ウデ相撲せ〜へんか!?」


と、唐突に言い出したアーム君。

 僕 「えっ!? ウデ相撲ですか?
    今ここでですか?」

アーム 「アカイ君から聞いてるで!
     秒殺で勝ったらしいやんか!」


確かに、
B労働組合を発足した当初、

万田 「アカイ君の怪力ぶりは人間とは
    思えへんで!」


と、万田っちから聞かされた僕は
格闘家魂に火がつき、

無敗の王者とやってみたい!病にかられ、
アカイ君にウデ相撲を挑み
見事勝利を勝ち取りました。

でもココはファミレス。
しかも土曜日の夕飯時で客もかなり多い。

つまり、
こんなところで大の大人がウデ相撲なんか…

できるかっちゅ〜ねん!ハィRed

めっちゃ
目立つっちゅ〜ねん!
ハィRed

ってコトで、
早々に断ろうとしたその時、

万田 「アーム君は本格的にアームレスリング
    をやってるさかい、メッチャ強いで!
    タヌキ運送で働いていた時も、
    ガタイのデカイ従業員をつかまえては
    ウデ相撲して勝ってたもんな!
    さすが、ジムにも通って本気でやってる
    人間は強さがちゃうわ〜!」


と言い出す万田っち。

そして、
言われたアーム君も

アーム 「まぁ、素人相手に勝つのは
     当たり前やしな!
     練習がてらにやってるだけやし、
     勝って当たり前やねん!」


と、超〜嬉しそう。


アカン…
こんなところでウデ相撲なんて
恥ずかしくてできるかいな…

そやけど、
その恥ずかしさよりも、
強い相手とやってみたい〜!
っていうオレの気持ちのほうが、
群を抜いて

勝ってしもてるや〜ん!

ってコトで、

『メッチャ強い!』
『強さが違う !』
『素人相手に勝つのは当たり前!』


という言葉に反応しまくった僕は、
周りの目が恥ずかし〜!照れ
と思いながらも、

この勝負、
やりたくてウズウズするハメに!


もうすでに
目をギラギラとさせているアーム君は、

アーム 「ソンゴン君は格闘技してたんやろ!?
     体もデカイし、筋肉もあるし、
     やりがいあるわ〜!
     オレの弟子のアカイ君が秒殺で
     負けたって聞いた時から、
     ソンゴン君とやってみたかってん!」


と、やる気マンマン!

するとまた、
さっき僕を焚きつけた万田っちが、

万田 「いや〜、もしかしたら
    ソンゴン君の方がアーム君より
    体重が重いし、勝つかもしれんなぁ」


と、今度はアーム君を焚きつけ、
その言葉にアーム君も

アーム 「いやいやいやいや!
     バカにしてもらっては困るわ!
     オレもジムに通って本格的に
     アームレスリングをやってる人間やで!
     それに腕相撲は力だけとちゃうねん!
     コツやタイミング、テクニックもあるしな!
     そこは素人が考えるほど甘くはない
     んやで!」


と、プライド出しまくり!

そんなこんなで、
弟子のアカイ君がテーブルの上のコップを
隣の空いている席へとせっせと移し、
ついに勝負のゴングが鳴り響くコトになった

のですが…

いざ始まると思いきや、

アーム 「ちょっと待って!
     ソンゴン君、こうして握ってみて」


と言って、
握り方を指導し始めるアーム君。

そして、
アーム君の言うままに僕が握ると、
その手を何度も何度も握り返しては、

アーム 「ちょっと待ってな汗とか
     握る位置がちょっと…
     ソンゴン君手がデカイなぁ…
     ちょっと握る位置を、
     親指の第一関節を握ぎらせて
     ほしいし、もうちょっとソンゴン君は
     力抜いてくれる?」


と言って、
アーム君のやり易い位置に持ち替え、
そのベストポジションを見つけたとたん
今度は突然立ち上がり、

アーム 「よっしゃ〜行くぞ〜!」

と、周りの目など一切気にするコトなく、
堂々と雄たけびを上げるではありませんか。

でぇ〜ぇえええ!?

そうでなくても恥ずかしいっちゅ〜のに、
なにしてくれとんねん!?scream

この時点で周りの目は
完全に僕らのテーブルに集中。

僕は恥ずかしさのあまり
顔を真っ赤にしながら万田っちに向かって

僕 (恥ずかし〜!アップロードファイル

と口パクで伝えました。
万田っちも周りの目を気にしつつ、

万田 「ちょ、ちょっと、
    そこまで本気にならんでも
    ええんちゃう?
    ちょっと座りぃな!
    何で立ってんのん!
    目立つやん!」


と、アーム君に忠告。
ところが当のアーム君は、

アーム 「本気やないよ、本気やないけど
     ちょっとホームがあるさかい」


と言いながら、
アカイ君にテーブルを押さえておくように指示し、

アーム 「ソンゴン君も興奮してきてるやん!
     さすが格闘家やな!
     顔が赤くなってきてんで!」


と、やっぱり周りの目を一切気にするコトなく、
鋭い目つきで僕を睨みつける始末。

ちゃうちゃう!
ただただ恥ずかしいだけやボケ!、螯rヲW、J、O

そんな僕の心の叫びなど全く通じるコトなく、
それどころか完全に自分ペースで

アーム 「よっしゃ〜!
      いくで〜!いくで〜〜!!」


と叫びながら気合を入れ続けるアーム君に、
さっきからず〜っと手を握られっぱなしの僕。

ど〜でもええけど、
こんなに時間のかかるウデ相撲
初めてやわ…

そんな調子で待つこと10分。

アーム 「ほなアカイ君、
      レディーゴー言うてや!」


やっとゴングの指示を出してくれたアーム君。

やっとかい!ハィRed

このツッコミ↑
僕だけでなく万田っちも、いや周りの客すらも
みんなが心の中で叫んだに違いない!

そんなこんなで、
やっとこさ決着の時が来るコトに!

アカイ 「レディーーーー

     ゴーォーーー!!」






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